169.254.0.0 は APIPA (Automatic Private IP Addressing)

routeコマンドをしてみて下さい。

# route
Kernel IP routing table
Destination     Gateway         Genmask         Flags Metric Ref    Use Iface
192.168.171.0   *               255.255.255.0   U     0      0        0 eth0
169.254.0.0     *               255.255.0.0     U     0      0        0 eth0

みなれない169.254.0.0という設定がある場合があります。
linuxの種類によりますが、RedHatやCentOSにはよくあります。
(最新ではないかもしれません)

これは、手動でIPを設定しておらず、DHCPの割り当てもなかった場合に、
「169.254.1.0~169.254.254.255」
のなかからIPを割りふって通信を行おうとする機能APIPA(Automatic Private IP Addressing)
で使用されます。

このIPからもわかるように、インターネット接続はできないし、
ネットワークが異常なのに通信ができているように見えたりする場合があります。

しかし、通常はほっておいても問題ないはずです。

削除したくても、メニューの
システム > 管理 > ネットワーク
からはできません。
/etc/sysconfig/networkに
NOZEROCONF=yes
を追加してインターフェイスの再起動をします。

# vim /etc/sysconfig/network
NETWORKING=yes
NETWORKING_IPV6=no
HOSTNAME=localhost.localdomain
NOZEROCONF=yes

# service network restart
インターフェース eth0 を終了中:                         [  OK  ]
ループバックインターフェースを終了中                       [  OK  ]
ループバックインターフェイスを呼び込み中                   [  OK  ]
インターフェース eth0 を活性化中:
eth0 のIP情報を検出中... 完了。

ルートが消えているはずです。

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