映画「アメイジング・スパイダーマン 」★★★★☆(4)

この映画のポイントは、
なんといってもスパイダーマンのリアルさだろう。

特撮だらけの映画ではあるのだが、
スパイダーマンからだされるネットがやけにリアルに感じられ、
ニューヨークの摩天楼を飛び交う姿が自然に感じられるのだ。

また、スパイダーマンの動きも、人間離れした速さではあるが、
超人的な動きに思えるあたりが素晴らしい。

特撮レベルが非常に優れている点が評価できる。

また、アンドリュー・ガーフィールド演じるピーター(=スパイダーマン)が、
多少ダメなところもあり、そのあたりがまた好感を持ててしまう。

おそらく(特に日本人は)、
アムロ以来完全な主人公ではなく、
成長していく主人公を求めているのではないかと思う。

微妙に評価が下がる点としては、
スパイダーマンと比較して、
リザードのレベルが少し・・・

また、こうしたアクション映画に求めても仕方がないのかもしれないが、
ストーリーが今一つである点は否めない。

ただ見て損はない映画であることには間違いない。

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