オリジナルのタイトルは「click」です。
主人公のマイケル(アダム・サンドラー)は、高性能リモコンを手に入れ、時間までをも自由にあやつることができるようになってしまうとうストーリー。
時間を操ることができてしまうことの悲劇を描いた内容の物語は、童話に始まり多数あります。
もしそう言った話しを聞いたことがなければ斬新に感じるかもしれません。
しかし、1つでもそう言った話しを聞いたことがあった人にとっては、ストーリーはみえみえです。
昔話を現代風にアレンジし、コメディを交えたファミリー映画にしたかったのでしょうか・・・。
それにしては、エロい内容も多く、マイケルの性格自体が私には受け入れがたいものがあり、
(時間をとめては人を蹴ったり殴ったり・・・)
そういうのを笑える人にはいいのかも知れませんが、子供と見るにはお勧めできません。
大人が見るには陳腐なストーリーであり、子供と見るにはちょっと下品すぎるといった、
誰に見せたかったのかがよくわかりません。
恐らく監督かだれかのエゴによって脚色されたものでしょう。つまりB級です :x001:
ただ、全体を通しての主題は、さすがさまざまなアニメやおとぎ話になっているような内容だけあり、
最後の方でやっと感情移入できました。
が一番最後でやっぱり「やっぱり!」的な落ちがついてくるあたりがさすがでした。
最後の最後まで、ある意味期待を裏切りません。