省略された言葉でも、本当の意味を知っていけば、コマンドだって簡単に覚えていけます。
Linuxではコピーのことをヤンク(yank)と言います。クリップボードとう機能はなく、ヤンク(yank)というバッファ領域にコピーするからCTR+Cではなく、yがコピーになります。
コピーの色々
私がよく使うコピー方法です。ペースト(張り付け)方法はノーマルモードでpになります。
・vでビジュアルモードに移行して選択し、yでコピー(ノーマルモードへ)。pでペースト。
・ノーマルモードのまま、yyでカーソルのある行をコピー
・ノーマルモードのまま、[数字]yy のようにyyの前に数字をいれると、カーソル行から指定行までコピー。
・ノーマルモードのまま、yyでカーソルのある行をコピー
・ノーマルモードのまま、[数字]yy のようにyyの前に数字をいれると、カーソル行から指定行までコピー。
これ以外にノーマルモードでマークを付けて、コマンドでコピーやカットする方法もあります。
ノーマルモードでコピーしたい開始位置でmsと入力します。マークのmとスターとのsですが、sは何でもかまいません。
終了位置にカーソルを移動して、meです。これもマークのmとエンドのeですが、eは何でもかまいません。
マークに使う文字は何でもいいわけですが、分からなくなってしまうので、よく利用するマークの文字は決めておきましょう。
次に:でコマンドモードに移行して、マークした文字をコピーやらカットします。
:'s,'ey + Enter でヤンク :'s,'ed + Enter でカット
他の方法と同じように、ノーマルモードでペーストします。
やり方色々あって覚えきれませんが、ノーマルモードのままコピーできる、yyと[数字]yyを私は多用しています。