映画「舟を編む」★★★☆☆(3)

 日本アカデミーで最優秀作品賞を受賞した作品です。

テーマが斬新?で、辞書の編集を通して人々の関わり合いを描いています。

 流石日本アカデミーを受賞しただけあって、なかなか面白いと思います。
最優秀男優賞を受賞した松田龍平も、なかなかのはまり役です。

 一方受賞を逃した宮﨑あおいの役柄ももっともで、
重要なキャラではありますが、それほど出番はありません。
納得です。

 前半は非常に面白く、どんどん作品の世界に引き込まれていきます。
一方、終盤になればなるほど陳腐な内容で、
大した感動もありません。

 役者の演技にもくたびれた感じが漂うだけです。

 題材がよかっただけに、あと一歩という感じが否めません。

 見て損はありませんが、個人的にはおしい!作品です。

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