映画「ファイブ・イージー・ピーセス(Five Easy Pieces)」★★★★★(5)

ジャック・ニコルソン主演のアメリカン・ニューシネマの傑作の一つです。

裕福な音楽家の家庭に生まれたジャック演じるボビーの
ダメ人間っぷりが最高です! :x002:

彼の持ち味を恐ろしいまでに発揮しています。
トラックの荷台のピアノを弾く数分のシーンは、
永遠に語り継がれる名場面の一つです。

ボビーのダメっぷりもさることながら、
カレン・ブラック演じるレイの魅力的です。

いくらボビーに突き放されながらも、
ひたむきに彼を追い続けます。
その思いに彼は答えることはできません・・・

男女間の心理を見事に表現しています。

もしアメリカンニューシネマが好きなかたで見ていなければ、見るべきです。

ちなみにタイトルにあるファイブ・イージー・ピーセスという言葉自体は出てきません。
これはピアノの入門書?バイエル?にあたる意味合いの英語のです。

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