猫型iPS細胞研究所

Windows、Linux、iOS、DB、Network

映画

映画「狼たちの午後(Dog Day Afternoon)」★★★☆☆(3)

投稿日:2013年6月7日 更新日:

実在した強盗犯をアル・パチーノが演じるアメリカン・ニューシネマです。

衝撃的なことは『本作品の殆どのシーンは役者たちのアドリブによって撮影されている(wikiより)』ということです。
これが功を奏してか、各役者の演技力が光ります。

アル・パチーノ演じるソニーの名演技はもちろん、
ジョン・カザール演じるサルは影の薄い危険な犯人ですが、
随所で人間らしさを出しこの後アル・パチーノとともにゴッドファーザーへ続きます。

また、アメリカン・ニューシネマらしい
当時の社会的な様相も、他の作品より色濃くでています。
そのあたりは監督のシドニー・ルメットの手腕でしょう。
ちなみに彼は1957年『十二人の怒れる男(12 Angry Man)』でも有名です。

人質、刑事、FBI、彼女・・・
数時間の監禁のなかで様々な性格が当時のまま鮮やかに描かれています。

ただ、アメリカン・ニューシネマという非常にハイレベルな作品群の中で評価すると、
実話とはいえ全体のストーリーはいまいちでした。
が各キャストの力作であることは間違いありません。

このジャンルが好きな方は見逃せません。

Gooleアドセンス用336

Gooleアドセンス用336

-映画
-

執筆者:

関連記事

映画「ロック・オブ・エイジズ」★★★☆☆(3)

出だしからいきなりのミュージカル風に戸惑います。 何故なら、今この作風で、過去をもしのぐものは作れないという先入観があるからです。 随時このミュージカ調テンポで話が進むため、 内容は非常に軽く感じます …

映画「残酷メルヘン/親指トムの冒険」★☆☆☆☆(1)

グリム童話が本当は残酷な話というのはよくご存じでしょう。 それに刺激されて作ったものと思われます。 個人的には、 前半が「ヘンゼルとグレーテル」、 後半が「三枚のお札」(これは日本の話ですが・・・) …

映画「テッド」★★★★☆(4)

可愛らしいくまちゃんの人形の映画・・・ではありません :x001: R15+指定されています。 激しく卑猥なセリフが連発する、 アダルトアメリカンコメディです。 しかしそこそこは面白いとも思います。 …

映画「思い出のマーニー」★★★★☆(4)

スタジオジブリの米林宏昌監督による作品として有名になりました。 当時は米林監督が毎日のようにドキュメンタリー番組に出ていたのが印象的です。 正直いうと、寝ずにみるのは不可能なほどくだらない作品と思って …

映画「サイコ」★★★★☆(4)

アルフレッド・ヒッチコックの代表作、サイコです。 驚くべきことは、 この映画が1960年のものだという点です。 今見てなお、狂気を感じる撮影手法と言えるでしょう。 サイコの撮影を描いた 「ヒッチコック …