あぶくま洞のすぐ近くにありますが、
この鍾乳洞は圧倒的に訪問する方はすくなく、女子率は激減します。
名前の通り、途中から水の中を歩きます。
しかも水かさにもよると思われますが、かなり過酷です。
恐らく水かさが多い時は無理でしょう。
また、奥にあるカボチャ岩より先に進むためには案内を依頼する必要があるので、
事前に連絡をしておく必要があります。
とはいっても、カボチャ岩まででも、案内なしで向かうのは相当です・・・。
内部は一応明かりがありますが、ほとんど消えています。
そのため恐怖倍増ですが、なれてくると道があっているという目印になります。
入口で渡されるろうそくを頼りに歩きますが、
水が激しく滴っているためよく消えます・・・。
私は2人で行きましたが、
1人では入口の滝の轟音を聞いて引き返したことでしょう。
全国各地の鍾乳洞を回っていますが、
入水鍾乳洞は別格です。
暗いところや狭いところが怖い方は避けるべきでしょう。
逆に、非日常を求める冒険心のある方にはお勧めです。
準備をせずに訪れる方は、
入口の途中にあるおばあさんの家で、
レインコートとわらじを貸してもらえます(有料)。
わらじは相当な滑り止めになりますので、
スニーカーや長靴より遥かにお勧めです。
初心者は迷わず借りましょう。
中の水は恐ろしく冷たいのですが、
なれるまで足を出してはいけません。
冷たすぎるため一旦出してしまうともう動かなくなります。
途中何度も本当にこの道でいいのだろうか!?
と自信をなくすこともあるでしょうが、
這いつくばって、よじのぼって進みます。
山などを歩く方はよくご存じだと思いますが、
険しい道は、信じられない程、進のに時間がかかります。
帰り道も同様です。
中には一人で進むつわものもいるようですが、
恐怖との戦いであり、決して命が危ういというものではありません(たぶん)。
そのため、家族で冒険してみるという選択肢もありますが、
さすがに小学生ぐらいでないと、進むことができないと思われます。
何度かろうそくが消え絶叫しそうになりましたが、
2人で行ったので助かりました。
私はここに、防水や懐中電灯などの装備を整えていくべきではないと思います。
これほど自然の脅威・雄大さをを肌で感じることのできる鍾乳洞は無いからです。
もし福島県を訪れる機会があれば、是非立ち寄ってみて下さい。
正直あぶくま洞よりインパクトは数段あります :x002: