ntpq -pの見方

ntpq -pで、ntpdの同期の状態を確認できます。

# ntpq -p
     remote           refid      st t when poll reach   delay   offset  jitter
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*192.168.1.1     133.243.238.163 14 u  457 1024   17    1.270  -212.41  16.880
 LOCAL(0)        .LOCL.          10 l    9   64  377    0.000    0.000   0.001

・参照するように設定されているNTPサーバー。
 remoteの左についている*が現在同期中のサーバーです。
・refid 上位のNTPサーバ。192.168.1.1は、133.243.238.163(ntp.nict.jp)を参照している。
・st stratum番号、サーバーが第何階層か示す。
・when は前回参照から経過した秒数。pollに達すると参照する。
・poll は参照する間隔(秒数)。設定により随時変更される。
・reach 過去8回のポーリングの結果、同期した(1)、同期しなかった(0)を表す。8進数表記。
 NTPの同期ができなくなった時の遷移
 376 -> 374 -> 370 -> 360 -> 340 -> 300 -> 200 -> 0(同期ロス)
 NTPが同期し始めたときの遷移
 1 -> 3 -> 7 -> 17 -> 37 -> 77 -> 177 -> 377(全部同期している)
・offset NTPサーバとのずれ(ミリ秒)
・jitter NTPサーバがどのくらい正確な時刻を提供できているのかといった“揺らぎ”を統計学的に表現したもので、値が小さいほど正確とされる。

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