MySQLのexists

exists自体はほとんどのSQL自体に実装されていると思われます。
しかし、使用方法を誤るとレスポンスに大きな影響を与えてしまします。

副問合せであるexists内部で、集問い合わせのキー列と結合していても、主問い合わせのキー参照にはならず、下手をすれば全検索になってしまうということです。

例えば、以下のようなSQLではtable1を全文検索してしまいます。

 
select count(*)
from table1
where
exists
(
 select *
 from table2
 and table2.id between 50 and 100
 and table2.id = table1.id
)

and table2.id = table1.idとしていても、table1は全文検索してしまうのです。
table1に100万行あったとしたら、想定外のレスポンス低下となるでしょう。

対応するには条件分にexists以外にtable1に対する条件が必用です。

 
select count(*)
from table1
where
exists
(
 select *
 from table2
 and table2.id between 50 and 100
 and table2.id = table1.id
)
and table1.id between 1 and 500

このような失敗を起こさないためにも、常にexplainを使用して、実行計画を確認することが大事です。

 
explain 
select count(*)
from table1
where
exists
(
 select *
 from table2
 and table2.id between 50 and 100
 and table2.id = table1.id
)
and table1.id between 1 and 500
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