CrystalDiskInfoでディスク監視のすすめ

PCやサーバーを監視する者にとってディスクの監視は最重要項目です。
もちろんNICやマザーボードも重要です。
NICやマザーボードの障害に対応するには冗長化しかないでしょう。

ディスクももちろんRAIDで冗長化すべきです。
しかし家でRAIDを組んで冗長化するのは多少敷居が高いのではないでしょうか?
多くの方は、重要なファイルを別ディスク(多くは外付けのハードなど)にバックアップしているのではないでしょうか?

RAIDを組むと意識してバックアップする必要はなくなります。
(もちろんRAID0は除外!!)
しかし外付けディスクにバックアップしている場合はそうはいきません。
なぜなら外付けディスクは
1.外付けディスクをつなげる
2.バックアップを取る
という手順が必要だからです。

私も残念ながら外付けディスクに重要なデータをバックアップしています。
そしてバックアップを取るのが、定期的にではなくたまにです。
具体的には思い立ったときです。

正直、マスターディスクがいつ破損してもおかしくありません。
逆にバックアップディスクもいつ破損してもおかしくありません。
ディスクの状態が気になるんです。

一応ある程度の間隔でバックアップしているので、
重要なデータが丸々なくなることは回避できますが、
ディスクは時間の問題です。

そこで私はディスクのヘルスチェックをおすすめします。

まずはCrystalDiskInofoをダウンロードしましょう。

非常に優秀なユーティリティーです。
商用でDELLのサーバーを購入すれば、ServerAdministratorというものがありますが、
家庭用のディスクチェックには非常に優れたソフトだと思います。

多くの項目をチェックして、使用できなくなる前にアラートを発生してくれます。
おまけにメールでのアラート通知にも対応しています。

今回はこのCrystalDiskInfoの自動起動とメール設定方法の紹介です。

自動起動

メニュー > 機能(U) > 常駐
メニュー > 機能(U) > スタートアップ
両方にチェックを入れましょう。
スタートアップにチェックを入れることで、起動すれば自動で立ち上がってくれます。
常駐をチェックすることで、
メニュー > 機能(U) > 自動更新
に設定した間隔でチェックしてくれます。

メール通知

こちらも設定は簡単です。
メニュー > 機能(U) > 通知機能 > メール設定
で送信メールの設定を行います。
To:宛先メールアドレス。
From:なんでもOK
Host:smtp.gmai.com(gmailの場合)
Port:587(gmailの場合)
ID:Gmailの場合はxxx@gmail.comのxxxの部分
Password:gmailのログインパスワード
を設定します。
一応Test Mailボタンを押してメールが正しく送信されるかチェックしておきましょう。

そして、
メニュー > 機能(U) > 通知機能 > メール通知
にチェックを入れるだけです。

通常時はディスクの温度をタスクトレイで教えてくれます。
バックアップディスクが破損する前に是非お勧めいたします!!
正直商用環境でも使えると思います :x002:

crystaldiskinfo

画像ではわかりませんが、複数のハードディスクをチェックしてくれます。
※注意)RAIDを構成された方は、専用ユーティリティーを使用しましょう。

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