はじめに
神話の時代は現在の教科書にはのっていません。
本の数十年前の尋常小学校の教科書の初めの項は
「第一 天照大神」
で始まります。
神話の時代は現在の教科書では歴史として削除されてしまった分野なのです。
当然ながら、自国の歴史を教えない国は日本だけです。
さらに言えば戦後の日本だけです。
必要な項目の無い教科書は、当然間違った教科書です。
では神話の時代の無い教科書を学んだ戦後の私たちはどうなるのでしょうか。
答えは簡単です。
愛国心が薄くなります。
強いて言えば、アイデンティティーが薄くなります。
この結果が良いか悪いかは、まずは学んでから判断しなくてはいけません。
偏った知識をもとに下される判断は、当然偏ったものになります。
大人になってそう気ずいた私は、
今更ながら、教科書の最初にあるべきはずの神話の時代を勉強することになりました・・・ :x001:
天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)
天界である高天原(たかまのはら)に、初めての神であ天之御中主神(アメノミナカタヌシノカミ)を中心に、
高御産巣日神 (タカミムスヒノカミ)、
神産巣日神 (カミムスヒノカミ)
が3人の神様がお生まれになる。
このころ地上はまだかたまっておらず、三柱(さんちゅう)の神と呼ばれた3人の神は、まだ性別のない神、独神(ひとりがみ)と呼ばれ、その姿をあらわすことはありません。