千葉県 竹岡の黄金井戸と館山のヒカリモ群生域

千葉県在住の方でも知らない人が多いのが
国の天然記念物ヒカリモです。

名前の通り光る藻なのですが、実際には黄金色に輝いています。
訪れる方は、ネットで写真を目にして行くことでしょう。
実際に見ると驚愕です!!
国の天然記念物でもあるのも納得です。

多く方が訪れるのは竹岡の黄金井戸でしょう。
国道沿いにあるため、一目みようと自動車がひっきりなしに訪れます。
時期は3月~5月頃が見頃のようです。

私たち一行は5月19日でした。
その時の写真がこれです。

hikarimo1

ネットで見た写真とあまりに違った普通の井戸・・・
しゃがみ込んで見たり、フラッシュを焚いたり、懐中電灯で照らしたり・・・
微妙に油が浮いたように光っておりました :x001:
時期が遅すぎたのか、ネットの写真がウソだったのか・・・

次に訪れたのが、千葉県のもう一つのヒカリモを見れるスポットである
館山のヒカリモ群生域です。
こちらはなかなか見つからず、
近所の店の人に聞いてみても誰もしりません。

数件尋ねたところで
「なんとかサンゴならあったな~」
という情報を得ました。
私はヒカリモのことを勘違いしているのかと思いむかったところ、
ほぼ同じ場所にヒカリモ群生域と沼サンゴ層の看板を見つけることができました。

もし分からなければ館山市経済観光部商工観光課(0470-22-3346)へ電話することをお勧めします。
とても親切に教えてくれました。
館山城の南西に位置する大きい沼が目印です。

そして遂に!民家の奥の山肌にぽっかりと穴があいているのを発見しました!!
興奮しながらのぞいてみると光るどころか枯れていました・・・

看板によると、この館山のヒカリモ群生域は数か所あるようでしたので、
車をおいて道を歩くと穴がたくさんあいていました。
そしてその穴の一つがこれです!!

hikarimo2

光るというようり黄金に近い感じです。
しゃがむ必要もフラッシュもいりません。
輝いていました。

その重厚な輝きとは裏腹に、枝でなぞると線の跡がつくほど薄い膜(もちろん藻です)で、
その間からは底が見えます。
ただただ感動するばかりです。

ヒカリモ群生域を歩くと(5分もかかりません)、沼サンゴ層への道があります。
ここまでこられた方は行くべきでしょう。
沼サンゴ自体は地層学的価値のあるもかもしれませんが、私はあまり興味がわきませんでした。
それより素晴らしいのがその沼の景色です!

本当に日本なのか!?ヨーロッパの森の中です。

竹岡の黄金井戸も、時期がよければすごかったことでしょう。
とにかく生物ですので時期に注意しなければいけませんが、
このヒカリモはみる価値十分です。
超お勧め!! :x002:

タイトルとURLをコピーしました